こんにちは、舘田です。
昭和通り日記番外編、最終回の中川英昭さんへのインタビューの後編です。
前編でも触れましたとおり、「お客様との密なコミュニケーション」「コミュニティエリアとしての中心商店街」ということを踏まえまして、「昭子と和男の物語」で開催されたイベントとその反響についてお伝えします。
「GO!GO!セール」に始まり、「ランチでスタンプラリー」や「さっ!宴会やるべ!」「着飾る投稿コンテスト」など、さまざまなイベントが期間中に開催されましたが、中川さんは、全体的な総括としてものすごくよかったと振り返られていました。
加盟店の中には、売り上げが2割ほど伸びた店もあったそうで、イベントに参加されていたお客様には、最初のうちは戸惑っていた方もいらっしゃいましたが、何度も応募するようになったそうです。そのようなお客様に応えるべく、抽選の当選確率を上げたり、おもしろ手ぬぐいをプレゼントしたりしました。抽選の末、商品券が当選し、実際に使用して、嬉しそうに店の方と談笑するお客様もいらっしゃいました。
「昭和通り爆発劇場」は前売り券が完売し、当日は立見対応するほどの盛況ぶりでした。このことは、近藤金吾さんやシマナカヤストモさんへのインタビューからもうかがえました。
このように、店側もお客様側もひっくるめた、昭和通りに生息する「昭子と和男」たちが面白がっていたという構図ができあがっていたのです。
「小さい幸せをたくさんの人に分けることにより、みんなが笑顔になる…」
このことを継続することが理想だと中川さんはおっしゃっていました。
加えて、コンパクトシティ構想に基づき、単なる中心市街地活性化ではなく、中心街区にコミュニティエリアとしての役割を創設すると意気込んでおられました。
イベントに関して、今回、「昭子と和男」みんなが大騒ぎしていたのでそう継続しては行えないものの、何かの機会があれば第2弾、第3弾ができたら…との返事をいただきました!